サイクルチャレンジ2015 in 競輪場
タンデム自転車に加え車イス自転車も参加。 競輪場体験の枠が さらに広がった!
平成27年7月5日(日) 愛媛県松山市市坪西町796-6 松山中央公園 瀬戸風バンク中央フィールド
二回目の開催となった競輪場でのイベント。今回は松山市市民活動推進補助金事業として取り組むことができました。ありがとうございました。
この日のイベント内容を決定づけてくれたのは、視覚障がい者の渡辺純江さんからの一通のメールからでした。「先日のパンフレットを私がパートで行っている施設の人達に見せると皆がとっても興味を持ってくれました。車椅子生活で自転車とは程遠い人達が多いのです。先天性の障がいの人、中途障がいの人様々ですが、私が体験させてもらったあの喜びを施設の人達にも味あわせてあげたいなと思いました。パラリンピックに出場した井上さんは、マラソン用の車椅子で競輪場を走ってみたいと言いました。頭の片隅にでも留めていただければ嬉しいです。」
![]() ▲折り紙体験ブース。「折り媛」のみなさんの出展 |
![]() ▲木工パズルで木のぬくもりに触れながら知恵比べ |
車椅子の方は、障がいの範囲に個人差があります。どうすれば皆に喜んでもらえるかを考えていた時、小児癌で全盲になった石丸翔君(小学校1年生)の言葉を思い出しました。「大工さんに、なりたい」と言うのを聞いてボランティアブースを設けることにしました。木製立体パズルを作っている加藤啓市さん。そして「折り媛」の近藤フシミさん、中村好江さんたちに参加協力いただき、さらに「なかよし村」メンバーや「坊ちゃんランランラン」で出会った車椅子の方々に連絡し五人の参加をいただきました。そして競輪選手会の方々に準備、協力していただいた固定ローラーやパワーマックスを使っての体力限界チャレンジ。普段は食べられない選手専用のカレーを用意していただき、わいわいモリモリと昼食。「カレーが美味しかった!!」などたくさんの感動の声が上がりました。感謝!!
![]() ▲タンデム自転車で競輪場を走る貴重な体験 |
![]() ▲選手が使う固定ローラーに挑戦 |
▲オートバイによる追走練習見学。とにかく速い!
〜〜〜〜●参加者の声●〜〜〜〜
井上 聡さん 当日は雨予報ではありましたが雨は全く降らず、曇り空でちょうど良い天気の中、初めて競輪場のバンクを走ることができました。何度も見て想像してはいたものの、コーナーの傾斜は非常にきつく、車いすで傾斜部を走るのは流石に不可能でした。一方、平らだと思っていた内側の部分も実は微妙に傾斜があったりと、バンクを走るのは思っていたほど簡単ではありませんでした。とはいえ流石に路面は滑らかで、陸上競技場のトラックを走るよりも簡単にスピードを出して走ることができ、とても気持ちよく走ることができました。 |
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松井 望央さん 屋内イベントにはほとんどいることなく、外に居ました(笑)。タンデム自転車は凄かったです。あんな自転車があるなんて初めて知りました。自転車がトラック上を走り出したとき、風がとても気持ちよかったです。本当にいい体験になりました。ありがとうございます(^^)。 |
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加藤 拓 ・ 母 ちか子さん まさか競輪場を息子が走る日がくるなんて!! |
渡辺 純江さん とっても充実した良い日をありがとうございました。津賀さんのお人柄にあんなにも多くの人が集まり、津賀さんのバイタリティーにみんなが動かされ、それによって私たちは幸せいっぱいになれる、そんな気がする一日でした。帰りの車でもみんなとそんな話をしたんですよ。津賀さんどうぞお疲れを出されませぬように!これからもお体に気をつけられてみんなを満足させて下さいね。主人からもくれぐれも宜しくとの事です。またお会いできる日を楽しみにしています。 |
![]() ▲日本競輪選手会愛媛支部の主催で実現 |
![]() ▲実際にカント(コーナー斜面)を体験 |