タンデム自転車講習会 in 運転免許センター

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2015モンチッチ海岸

 

安全であってこそ 楽しいサイクリング 自転車の実技や法規を再確認

平成27年11月21日(土)愛媛県松山市勝岡町1163-7 愛媛県運転免許センター


第4回目となる安全講習会。県警バイシクルユニットの前田様と野中様からヘルメットの着用がいかに大切で命を守る役目を持っているかを、教えていただきました。
スタート前には「ぶたはしゃべる」を合言葉に整備確認をする事も教えていただきました。
そして今回の最大のテーマは、愛媛県視聴覚福祉センターの中川先生にご協力いただき疑似メガネによる視野体験をパイロットの方々にしていただく事でした。恒例となったガイド講習だけではなくCoパイロットの白内障や視野狭窄症とはどういう状態なのかを体感していただく事で、パイロットとしてどういった事に注意してあげたいかを学ぶ事ができたと思います。

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視野狭窄症や白内障の体験走行

 

もう一つは平成28年4月2日、宇和島の九島架橋記念イベントとしてタンデムで走りたいという障がい者の方々に安全講習を受ける重要性を御理解いただき宇和島からバスで30名程でご参加いただきました。
ただ残念な事に、一組横転し怪我をするというアクシデントがありました。安全走行がいかに大切であるかを実感させられる貴重な経験となりました。

 


走行前整備確認の合言葉

 

 ・・・ ブレーキの点検

 ・・・ タイヤの空気圧の確認

 ・・・ 反射材のとりつけ(夜間走行時)

しゃ・・・ 車体・ハンドルの点検

ベル・・・ ベルのとりつけ(むやみに鳴らさない)

 


〜〜〜〜●参加者の声●〜〜〜〜

 

松浦さま

愛媛県警バイシクルユニットの方にパイロットをしていただき、色々おしゃべりをしながら走りました。海の近くということで磯の香りが漂ってきます。海岸の公道を走っているような錯覚さえおこしました。そして最後は検定です。赤旗が上がったら出発地点に帰らなくてはならないというので、ちょっと緊張しました。でもパイロットさんは余裕で走られるので私もすぐ慣れることができました。 左折、右折の合図もできてほっとしました。一回で合格できましたので、よかった よかった!
今回の経験で、タンデム自転車はパイロットさんを信頼し、お互いが息を合わせて 走ることが一番大事なことだと感じました。パイロットさんの教えてくださる情報はとてもありがたかったし、それで周りの情景が想像できました。会話も楽しみながら、時には全速力で走ったりのんびり走ったり。そして緊張の検定も受けました。これまでにない経験ができました。公道を安全に走るためのいい経験となりました。お世話になった皆さんに心からお礼を言いたいと思います。どうもありがとうございました。

 

 

 

有元さま

視覚障がい者の方とのタンデム自転車は初めてでとても貴重な体験をさせていただきました。 パイロットは自分だけの命だけではなく、Coパイロットの方の命を預かっているという緊張感と使命感!!Coパイロット体験で思ったパイロットの方への信頼感!!パイロットとしてその信頼感が背中から伝わったような感じがしました。次回公共道路を走る時は今回の経験をぜひ生かしたいと思います。

 

片山さま

この講習会で実際にタンデム自転車に乗ることで、爽快さも怖さも体験することができた。通勤で毎日自転車に乗っていますが、タンデム自転車走行は想像以上に手ごわかった。特に車体を傾けずにブレーキ操作をすることにてこずり車体が揺れること。「止まるタイミングで事故は起こりうる」と中川先生が研修会時に話された言葉の重みを思い出し教訓になりました。またアイマスクをして後ろに乗ったことで、パイロットの責任の重さを強く感じました。自分自身は修了証をもらえたとしても不合格者だと自覚した次第です。しかしこの講習会での経験は大きい。夢に向かって進もうとする人たちのサポートにぜひ生かしていきたいと思う。

 

柴田さま

私はタンデム自転車というものも全く知りませんでした。障がいを持っている人でも自転車に乗る方法があると知り、今回参加しました。当日、パイロットをして下さった方と、色々な話をしながら自転車に乗りました。時間を共有して過ごす事の心地よさを感じながら、パイロットが変わると、同じ道でも体で感じる風や風景が全く違うものに感じるんだと驚きました。車いすタンデム自転車は、既存の車いすに器具を付けて使用できるとの事でした。しかし路面からの震動や状態が体に直接伝わってくるため、障がいの程度・状態等によっては座位の調節機構のある機材が必要になると思います。また走行スピード・車間距離などの技量も必要と感じた。パイロット・Coパイロットと共に車両特性などを理解した上でタンデム自転車普及に努めていかなければならないと思います。

 

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