第3回 タンデム自転車講習会 in 運転免許センター

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2014免許センター

大切にしたいマナーと砥石のごとく磨きあえる感動の出会い。(愛媛県運転免許センター編)

平成26年11月15日(土) 10:00〜12:00 愛媛県運転免許センター


目と足に障がいがあっても「タンデム自転車に乗れますか?」 自転車が叶えた夢・・・

NONちゃん倶楽部で一番大切に考えているイベント。年に一度、愛媛県警バイシクルユニットのご協力をいただいて安全講習会を開催しています。 視覚障がいなどのCoパイロットの方々にも交通ルールを覚えていただきタンデム自転車に安全に楽しく乗っていただく為です。タンデム自転車での走行は相互責任をしっかりと意識しなければなりません。そこで点字のテキストも作りました。この講習を受講していない方は一般公道を走るイベントには参加できないことになっています。

 

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2014免許センター タンデム自転車NONちゃん倶楽部2014免許センター

 

さすがサイクリング・パラダイス愛媛県と言われるように、自転車も歩行者も自動車もお互いを思いやりながらルールを守って住みやすい街を目指す為にも沢山の方々の参加をお待ちしています。

前回の参加者で視覚と足に障がいのある石村さん。電話で「タンデム自転車に乗れますか?」というお問い合わせをいただきました。「確約はできませんが、とりあえず来てみませんか。」と伝え、わざわざ川之江から参加していただきました。右足を紐でペダルに固定しての走行。やっと実際にタンデム自転車に乗って走ることができたのです。思わず涙する一場面に出会い感動しました。タンデム自転車で夢が叶った瞬間でもありました。

 

愛媛県警バイシクルユニットによる 安全指導で法規も学べる

車は事故を起こしても 走行禁止にはなりませんが自転車はすぐに走行禁止になる。世論に一番弱い立場にある

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2014免許センター

愛媛県警バイシクルユニットの指導の元、コースでの体験走行実施

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2014免許センター

視聴覚福祉センター中川さまのご協力で点字テキストを作りました

ブルーの制服に身を包んだスマートな警察隊、この愛媛県警バイシクルユニットは自転車での安全啓発を行っています。そしてこのタンデム自転車講習会でもバイシクルユニットの指導のもと、運転免許センターのコースで交通法規に従った指導をしていただきました。「自転車が事故を起こした際に、その道路は走行禁止になることがある。」そんな言葉を聞くと、事故は当事者たちだけでなく、自転車を楽しむみんなにも大きな影響があることを知る機会となりました。

 

ヘルメットが命を守る

そのような言葉を肝に銘じ、交通ルールをよく理解してヘルメットの着用を徹底するなど、安全なサイクリングに心がけるようにしなければなりません。

 

〜〜〜〜●参加者の声●〜〜〜〜

Coパイロット

自転車に乗り風を切って走るあの爽快感を40年振りに味わう事ができました。帰ってくる時膝関節の動きもスムーズになった様な気がしました。全盲で難聴の友達も乗せてあげたいです。タンデム自転車は気持ちも晴れ晴れ!!良い体験をさせて頂きました。(四国中央市 石村さん)

Coパイロット

引きこもり歴二年!!このままでは廃人になってしまうと感じ早起きを始める事で脱却。何で自分だけ?との思いは仲間が出来る事で吹っ飛んでいきました。まさか自転車に乗れるなんて自分が変われば周りも変わる。今はオカリナとタンデムに夢中です。(久万高原町 中川さん)