春だ!花見だ! タンデム自転車サイクリング in 松山中央公園〜クールス・モール往復

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2017ゆうゆう祭り

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2017ゆうゆう祭り

菜の花満開の河川敷コースで春満喫のサイクリング

平成29年4月1日(土) 愛媛県松山市〜東温市重信川自転車道


目次

報告書

参加者の声

〜〜〜●報告書●〜〜〜

20年続いたイベント「ゆうゆう祭り」に幕。 タンデム自転車でフィナーレ!!

平成29年、寒さで桜の開花宣言が遅れていましたが、開催当日に開花宣言が出ました。 20年続けてきた「ゆうゆう祭り」。地域に根差した活動を続けてきた運営の近藤さんと安川さんですが、この日で幕を降ろすと決断された事を知りました。タンデムの活動を支えて下さった事に感謝をして、皆でフィナーレを飾る為に、17台のタンデム自転車を含む総勢49名で参加させていただきました。

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2017ゆうゆう祭り

Coパイロットで参加の視覚障がいの石丸翔(かける)君は、安川さん手作りの獅子頭や神輿を触りながら「手作りでこれを作るって凄〜い!!」と言いながら獅子舞の体験をさせてもらいました。また演奏で参加の八軒バンドにご協力いただいてCoパイロットの白戸さん(視覚障がい)と野村さんのお母さんがハーモニカ、野村比呂志さん(視覚・右マヒ)と渡辺純江さん(視覚)が歌うというサプライズも・・・。雲雀の鳴き声や、菜の花・陽光桜が道中を楽しませてくれました。重信川自転車道を活用した、「体力増強イベント企画」をもっとやっていけると嬉しいですね。  今回は翔君がお兄ちゃんの暁君(13才)と二人での参加。しっかりとフォローする姿を見て、兄弟って素敵だな~!!と感動しました。

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2017ゆうゆう祭り

手作り獅子舞体験をする翔くん

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2017ゆうゆう祭り

20年間の運営ありがとう!!

〜〜〜〜●参加者の声●〜〜〜〜

Coパイロット

渡辺純江 さん (視覚)

度々タンデム自転車のイベントに出席していると、パイロットさんたちを覚えて楽しさも増してきます。今回も伊予銀行の土居さんの後ろに乗せてもらいました。冷たい向かい風の中ではありましたが、かすかに香る菜の花の中を心地よく走り始めました。ところが下り坂の後、体が前に滑ってハンドルで膝を打ち、その度に後ろ気味に座り直していました。休憩の時、サドルが前下がりになってはいないかと点検してもらいました。むしろ前上がりでサドルに問題はありません。そのうちお尻が痛くなりました。「後何キロくらいですか?何分くらいで到着しますか?」とばかり聞いてしまいました。パイロットさんには本当に申し訳ないかぎりでした。 昼食をいただきながらも歌をうたいながらも、帰りの事が気になっていました。「帰りは追い風で下り坂のはず。よし、頑張ってみよう。」と決心しました。ところがやはり痛みに耐える事ができなくて、控えの車を呼んでもらうはめになりました。痛みさえなければ気持ち良く走れたはず。完走したかったとの思いは今も残っています。 これまでにこんな痛い思いをした事はありませんでした。何が原因だったのかとずーっと気になっていました。翌日、洗濯物を畳んでいた時、ハッとしました。ズボンの生地の毛並みが微妙に下から上へ向いているベルベット風の素材だったのです。これなら前へ前へとお尻が滑っても不思議ではありません。普段は気にいって着用していましたが、タンデムには不向きだったわけです。次からはこんな失敗をしないよう気をつけたいと思います。馬鹿げた失敗でパイロットの土居さんと本田さんには、大変ご迷惑をかけてしまいました。この場を借りて深くお詫び申し上げます。次のイベントからはサイクリングパンツを用意するつもりです。体力の続くかぎりタンデムのイベントを楽しみたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

タンデム自転車NONちゃん倶楽部2017ゆうゆう祭り

 

Coパイロット

渡辺克彦 さん (視覚)

何時も楽しい企画で、楽しませていただき、ありがとうございます。平成28年は大分県の耶馬溪をパイロットの野本さんのサポートで、2日で40キロを完走する事ができました。今回は1日で40キロ、はたして完走出来るか少し不安でした。今回は、初めてのパイロットさんでしたが、おかげ様で完走する事ができました。往きは向かい風で寒かったですが、休憩で食べた豚汁は美味しかったです。帰りは追い風、快適に走ることが出来ました。整備された自転車道、本当に快適でした。南予でも、もう一度走りたいです。残念ながら、いまひとつ盛り上がりがありません。あと少し膝が痛かったですが、体力をつけ挑戦していきたいと思っています。

 

Coパイロット

高石準一 さん (視覚)

今回は40キロ走ったそうですが私は疲れは全くありませんでした。パイロットに頼っていたのかもしれませんね。特に帰りは楽であっと言う間に帰ってしまいました。時間的に良かったのかと思います。あの調子なら100キロは走れるとおもいます。できれば終点の菜の花の場所で、見えない人に触らせたり、香りを感じさせていただけたらもっと嬉しかったと思いました。私は野本パイロットのおかげで、タンデム自転車以外にフェイスブックなどの話をたくさん教えてもらいました。役に立っております。なぜなら視覚障がい者協会にはパソコンボランティアがいるのですが、そこへ私は質問することがあります。見えない人はフェイスブックはしていないので教えてもらう人がなかったのです。ありがたかったですよ。どうもありがとうございました。